医療ドラマについて考えてみる。

お医者さんを主人公としたテレビドラマ。
昔から沢山ありましたが、近ごろ、特に数多く目にするような気がします。


 多くの人が、画面の向こうの彼ら/彼女らに憧れる

 →医師を目指す若者が増える

 →医師不足解消

 →医療崩壊ストップ!



こんな流れが、目指されているのかな。

テレビをあまり見ないワタシですが・・・
医療ドラマ――・・・けっこう、いやかなり、好きです
去年の手術前には、病友さんと、「医龍」を観て景気づけ?をしていたクチです、はい(照)

最近のドラマは、手術シーンとか救命シーンとかで、かなりリアリティを追求していますよね。
(まぁプロには色々と不満が目に付くそうですが・・・)
観ていて迫力、ありますよね。


でも。

ふと思ったんですけど。

この世の中で、医師になる人の数は、毎年、何千人。
で、患者となる人の数は、何千万人。

要は、この世の殆どの人々は、「医師」ではなく「患者」になる。

「医師」と「患者」。
自分が、どちらの立場にヨリ近いか、どちらに体験を重ねやすいか、
どちらが自分の未来の姿か、どちらに感情移入しやすいか、
・・・こう考えたとき。
「患者」という答えの方が、圧倒的に多いのでは?

だから、医療ドラマでリアリティを追求するさい、もっと患者さんの目線も意識してほしいな・・・

ほとんどのドラマにおいて、テーマは、あくまで医師or医療従事者の「活躍」や「葛藤」


 難病の治療/手術
 →成功
 →よかった~ 患者>先生ありがとう(涙)
 →その患者の出番、終わり


 難病の治療/手術
 →失敗
 →なんでだよ~ 医師>自分、医者に向いてないんじゃないか?(悩)
 →その患者の出番、終わり


となってて。

例えば・・・手術の前にどれだけイヤな検査があるのか、どんな治療がどこまで苦しいのか、とか、
入院生活の閉塞感、患者の焦燥感、病気が人生を変えていく過程・・・
こういった部分が、しっかり描かれることって、あまりない。

医療ドラマは、患者側のリアリティをもっと追求しても良いのでは?

もともと、患者目線のドラマって、出てきませんよね、あんまり。

正直、一度でも脳の手術を受けたことがあれば、
手術の直後、バッチリ両目を開けて、にこやかに微笑みながら
「先生、助けてくれて本当にアリガトウ。このご恩は一生忘れませんから。」
なーんて、ハキハキ言えないこと、すぐ分かります。

ワタシなんか、目が覚めるとゲーゲー吐いてたし(苦笑)
隣の部屋の子なんか、「痛い、痛い」ってずっと叫んでいたし。
ずっと幻覚を見てる人もいたし。


手術成功!バンザーイ、ハッピーエンド!!


というシナリオは、必ずしも現実ではありません。
その患者さんの人生は、そこから、新たな悩みや苦しみを抱えていくわけで・・・

現実は、ありのままに描くとあまりにも残酷だけど、でも、全く描かれないのも、ちょっと不自然。

というわけで。
なんだかんだ言いつつ、今後も、更なる医療ドラマの登場に期待!です。


追記:
前回の記事に書いた、隣の医学生さん。
入院翌日に、病棟上層階の特別室(推定:1泊3万5千円?)に移られました。
すごいなぁ。。。。。



*** コメント御礼 ***

>ボブさん

こんにちは、はじめまして。
訪れて下さって、コメントを残してくださって、ありがとうございます!
医学生さんの件、なるほど~と拝読しました。そうですねー、ガツンと言えば良かったのかも。
ヘタレな自分、恥ずかしいです・・・
今後、医学部の定員がどんどん増えるそうで、仰るとおり、色々な方が医師になるのでしょうね。
他人の痛みにきちんと向き合えるお医者さんが増えてほしいな☆と思います。
宜しければ、またお立ち寄り下さいね。お待ちしています!

みみやま






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