癌治療薬の最前線(?)について真面目に考えてみる。

本ブログのカウンタを見ていると、一日に50回くらい、皆さんが訪れて下さっているのが分かります。
一日に顔を合わせる人数が2-3人、という日常にあって――
これは、嬉しいこと

本当に、どうもありがとうございます

みみやま、最近、ちょっと弱っておりまして。。。


 なかなか更新が・・・・

          すみません。



      でも、書くのだぁ~




話題は、もちろん(←?)最近テレビで放映された、最新の転移癌の治療法について

ガン友の皆さん、ご覧になりましたか~?

ワタシ、かなり期待をして見ました。

が、正直、情報に思ったほどの新しさは無く。。。

「分かりやすさ」と「キャッチーさ」に凝るあまり、専門的な切り口が弱かった、という印象。
(勝手を言って、すみません

トラスツズマブや、リツキシマブといった、分子標的薬の抗体製剤が登場しましたね。
遺伝子工学的につくられたたんぱく質が、抗体となって作用するものです。

番組内では、「夢のような薬」と持ち上げられていました。
が、登場して何年かが経過した今でも、このような評価が妥当なのかどうか、疑問に思います。
毒性や耐性が明らかになったものもありますし、残念ながら、この薬の効き目が「夢」で終わる人も少なくないわけで。。。

血管新生阻害剤も、「次は、これしかない!」くらいの勢いで紹介されていました。
一まとめにされていますが、同剤にも色々な製剤があって、効くとされる癌の種類も、もちろん、様々です。
中には、「え、それも含めていいの?」というようなものも、あるくらい・・・。

すごーーく素朴な疑問としては・・・
番組の冒頭で「50年以上にわたって冷凍されていた、ある女性のガン細胞」が出てきたわけですけれども。
血管新生阻害剤は、ガン細胞自体を「殺す」ものではないので、要はこうした「休眠状態」を作るだけ、という場合も
あるんじゃない?――と。

○○○マブ、△△△ニブ、といった名前の薬が、大挙して臨床試験に入っていますから、
  どの薬が、どのような癌の、どのような状態に、どうやって効くのか、
  毒性や耐性については、どうなっているのか、
  どんな副作用があって、どれくらいの治療期間が必要で、どの程度の費用が見込まれるのか、
きちんと見極め、納得のいく選択をしたいですね。
決して、「なんか、効くらしい」「新しいから、良いらしい」「夢の薬らしい」なんて理由だけではなく・・・

マスコミの報道によって、「新薬が出れば、癌の全てが解決!」といった安易な言説が広まらない事を願います。
むしろ、こうした報道は、選択や決定の材料として利用されるべきです。

一方、番組を見ていて、これだけのメカニズムを見出し、実用化に繋げようとしている研究者の方々の努力に、
心から拍手を送りたくなりました。
本当に、すごい
日々、ラボに缶詰で実験されているんだろうなぁ。。。   ちょっとうらやましいな、研究の日々・・・ 

番組ゲストの人々のように、「研究者の皆さんに、頑張っていただきたい」
という言葉を投げかけるのは簡単ですが、そんな他人事風のエールだけでは不十分。
薬を使う/使われる側が、情報に踊らされない態度と、きちんとした知識、そして、
わずかであれその発展の一部を担っているという責任感のようなものを持って、治療に臨むことが必要かも知れません。


ちなみに、多重ガン患者=ワタシの場合。


ポピュラーな上皮性の癌を持っているわけではなし・・・・
今更こんなステキ過ぎる薬、使えませんよ~









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